この記事は、
「子供が何をやっても続かない」
「習い事をすぐにやめてしまう」
「根気がなくて心配」
などの悩みに非認知能力という面からアドバイスをしていきます
子どもが生きていく為に重要なスキルである非認知能力を伸ばそう
認知能力と非認知能力
子どもが生きていくために必要なチカラは
学力、体力、などの認知能力以外に
非認知能力があります
それは
- 忍耐強さ
- 自分を信じる力
- 衝動をコントロールする力
- 感情を抑制する力
- 人の気持ちに共感する力
です
認知能力は、一人で身につけることができますが
非認知能力は、集団行動のなかで困難、失敗、挫折を通して身につけてゆくものです
ちなみに、認知能力とは知能検査で測ることができる能力で
非認知能力は測ることのできない心の部分の能力のことです
この記事では、非認知能力の高め方について書いています
非認知能力の高め方
大事なことは親が子どもにしっかり関わることです
子どもの非認知能力を高めようと思うなら、大事なことは親が子どもにしっかり関わることです
常に、見守っている存在を感じることによって子どもは落ち着いて物事に取り組めます
まず、絶対的な安心感を与えることが大切です
そうすることでチャレンジすることができます
言葉がけの大事さ
悪い言葉がけも良い言葉がけもマネします
子どもに関わる際には、積極的に言葉がけをしましょう
なぜなら、子どもは親から何度も聞く言葉を自分の言葉として徐々に身につけていくからです
「子どもが、発した言葉にハッとしたことはありませんか?」
いい言葉も悪い言葉もすぐマネしますよね^^
子どもは親の背中を見て成長します
共感性を高める為にできること
子どもが本業(学校、習い事など)で集中できるためには大人と同じで人間関係(友達)がうまくいかなければならない
そのためには、共感性を身につけることが重要です
相手の気持ちを理解する為には想像力と、視点の切り替えが大事
子どもは親の鏡です
親が相手を思いやる言葉がけをしていると、子供も友達を思いやる言葉がけができるようになる
相手を思いやる言葉をつかうことで相手の気持ちに共感する力が身についていきます
まずは、言葉が先ということです
自発性を高める接し方
自発性を高める方法、それは待つことです
自発性(チャレンジする気持ち)は本人の意欲によって動きだす気持ちです
それを他人(親も含む)によって強化することはできません
自発性のない子どもは、子どもが困らないように親が先回りしすぎて
いつのまにか親の言うとおりにしか動けなくなってしまった子どもです
親が待つことができない故のケースでしょう
自発性とはチャレンジする気持ちといっていいかもしれません
しかし、チャレンジには必ず失敗がついてきます
- 失敗してもいいから自分で考えてものごとに取り組むこと
- 失敗を怖がる必要はないこと
- そしてできるようになるまで親が待つこと
大事です
自発性をささえるのが失敗への対処能力です
「失敗は、成功のもと」
そうは言われても、失敗するのは嫌なものです
子どもの頃に失敗への対処能力をつけておくことが大事です
失敗することの意味や価値、誰もが失敗すること教えて下さい
お父さん、お母さんの失敗談をしてあげてもいいでしょう(一番いい方法かもしれませんね^^)
ここまでは、非認知能力の共感性、自発性について書きました
友達と遊ぶことで非認知能力を高める
子どもは、友達とおもいっきり遊ぶことでたくさんの事を学びます
親は子どもの言うことを聞いてくれますが、友達はそうもいきません
思い通りにならないことばかりです
そうしたやり取りで
- 我慢すること
- 相手を思いやること
- 自分の感情をコントロールすること
を学びます
頭で考えて身につくものではないので、子どもの頃から徐々に身につけていくことが大切です
コミュニケーション力の大切さ
遊びはコミュニケーション力を高める良い方法です。
非認知能力のコミュニケーション面を高めることは、人生を生きるうえで最も大切なことかもしれません
人は皆支え合って生きています
助けあって生きていくことに喜びを感じられることが最も幸せなことではないでしょうか
遊びで自発性も高める
子ども同士で遊ぶことは、誰かの指示に従うことではなく自分たちでディスカッションし
調整しながら事を進めて行く面があります
そうすることで、自発性が身につきます
自尊心を育む自己肯定感
自己肯定感をつけさせるために、叱ることも大事です
叱ることは揺るぎない愛情の上で、次のステップに進む為のものでなければなりません
感情にまかせて怒ることと叱ることは違います
挫折から這い上がる力、それが自尊心です
挫折から這い上がるには、少しずつ免疫力をつけるのも良いです
筋トレと同じように、適度な負荷をかけて
立ち直るのを待ってあげます
自尊心が育っていればかならず立ちなおれます
大事なことは親自身の非認知能力を高めることです
子どもの非認知能力を高めるために大切なことは親自身の非認知能力を高めることです
子どもは、親の背中をみて育ちます
- 否定的な言葉が口癖の親の子どもはやはり否定的な口調になるでしょう
- ポジティブな言葉が口癖の親の子どもはポジティブな口調になります
自分の口癖を思いかえしてみましょう
まとめ
非認知能力である、共感性と自発性について
そして遊びで身に付くコミュニケーション力について書いてきました
- 共感性は、自分と関わる人達とうまくやっていくために大事なもの
- 自発性は、スキルアップしていくために必要なもので自発性をささえるものが、失敗への対処能力です
そして
友達と遊ぶことで非認知能力のコミュニケーション面である
- 忍耐強さ
- 衝動をコントロールする力
- 感情を抑制する力
を高めることができます
人生を生きることは、失敗や挫折の繰り返しです
非認知能力は、人生の障害物をうまくかわす重要なスキルであり
自分以外の人とうまくコミュニケーションをとるためのスキルでもあります
子供のうちから鍛えることによって
いきていくうえでの強力な武器となるでしょう
最後までお読みいただきありがとうございます!
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